ドコモnetを使うメリットはあるの?ドコモ光のプロバイダーを解説

ドコモnetを使うメリットはあるの?ドコモ光のプロバイダーを解説ドコモ光

ドコモ光」は、24社ものプロバイダーの中から1社を選ぶことができる光回線ですが、どれを選んだら良いか迷ってしまいます。

ドコモ光の公式Webサイトでは、一番最初に表示されているのが「ドコモnet」というNTTドコモがプロバイダーとなるサービスです。

ドコモnetはNTTドコモが提供する公式のプロバイダーで、信頼性に関しては申し分ありませんが、お得ではないのでおすすめできません。

今回はドコモnetがおすすめできない理由と、ドコモnetの代わりにおすすめできるプロバイダーを紹介します。

ドコモnetはドコモ光のプロバイダー

ドコモnetは、NTTドコモが提供するドコモ光のプロバイダーです。

ドコモnetとドコモ光は同じNTTグループの傘下にあるので、一番選びやすいプロバイダーと言えるでしょう。

契約者の心理として、安心や信頼感を重視する傾向にあるため、「ドコモ」の名がついているドコモnetには、良いイメージを持つ人が多いのは自然でしょう。

実際にドコモnetには、以下のようなメリットがあります。

ドコモnetを選ぶメリット
  • 月額料金が安いタイプAのプロバイダー

    ※タイプBのプロバイダーと比較して月額220円(税込)割安

  • ドコモ公式なので、信頼性が高い
  • 申し込みから開通まで同じ窓口で済む
  • 高速な「IPv4 over IPv6接続」が利用できる
  • 無料でマルウェア不正通信ブロック機能がある
  • 容量が10GBのメールサービスを利用できる
  • docomo.jp」のメールアドレスを一つ取得できる

といった点です。

一見すると、ドコモnetもなかなか良さそうに見えるかもしれません。

しかし、次の章で紹介するドコモnetのデメリットを読めば分かるように、ドコモ光のプロバイダーにドコモnet以外を選ぶ方がはるかにお得です。

プロバイダーが実施するキャッシュバックなどの特典は、プロバイダーを変更する際には実施されませんので、くれぐれも慎重に選ぶようにしましょう!

ドコモnetを使うデメリット

ドコモnetを使うデメリット

ドコモnetを使うデメリットを一言で表すと、お得ではないということです。

速度やサポートに関しては、ドコモnetで契約してもさほど問題はないですが、決定的に欠けているのが、利用者に対するお得感を感じさせる配慮です。

ドコモ光をドコモnetで契約すると、特典で工事費無料になったり、dポイントがプレゼントされたりなどの特典を受けることができます。

しかし、これらドコモの公式特典は、ドコモnet以外のプロバイダーでも共通して特典の対象となります。

そのため、ドコモの公式特典とは区別して、ドコモnetと他のプロバイダーの特典とを比較しないと意味がありません。

そうすると、

  • ドコモnetには独自のキャッシュバック特典などがない
  • Wi-Fiルーターの無料レンタルがない
  • 他社光回線へのサービス引継ぎができない

様々なデメリットが出てきます。

キャッシュバック特典などがない

ドコモnetにはキャッシュバック特典などがない

まず、ドコモnetはキャッシュバック特典が非常に乏しいです。

公式特典を受けることができるため、お得だと勘違いされる場合もありますが、上述したとおり、公式特典は他のプロバイダーでも受け取ることができます。

それに上乗せするキャッシュバック特典は、ドコモnetでは皆無に等しいですが、他のプロバイダーでは2万円前後にもなることがあります。

以下はGMOとくとくBBが実施している特典の例です↓

すべてのプロバイダーが、ドコモnetよりお得というわけではないため、プロバイダーそれぞれのキャッシュバック特典の金額と、受け取り時期を比較する必要があります。

後ほど詳しく説明します。

この公式特典に上乗せしてもらうことができるキャッシュバックだけでも、ドコモnetを使うと1万円~2万円ほど損してしまうことになりかねません。

Wi-Fiルーターの無料レンタルがない

【ドコモ光×GMOとくとくBB】レンタルルーター

ドコモnetを使ってドコモ光と契約する場合、レンタルルーターサービスがないため、Wi-Fiルーターは自分で用意する必要があります。

Wi-Fiルーターは、家中のパソコンやテレビ・家電・スマホなどを同時に無線接続できる、非常に便利な機器ですが、持っていない場合は新たに購入するか有料でレンタルするしかありません。

Wi-Fiルーターの例として、ドコモオンラインショップで販売している「ドコモ光ルーター01」ならドコモがワンストップでドコモ光の開通までサポートしてくれますが、購入費用が特典適用でも7,744円(税込)かかります。

また、ドコモ光ルーター01は「遠隔操作ボタン」を押すだけでルーター設定に関する悩みを電話相談で解決できますが、月額550円(税込)のネットトータルサポートに加入しないと、サービスを受けることができません。

それに対し、プロバイダーによっては、ドコモ光の契約期間中に限りWi-Fiルーターを無料レンタルしてくれます。

2020年11月現在、プロバイダー24社中、Wi-Fiルーターを無料レンタルできるのは13社となっています。

ドコモnetはWi-Fiルーターを無料レンタルできる13社に入っていません。

以下の表に、各社から無料レンタルできるルーターの一部を掲載しています。

もしも自分でルーターを用意する場合、いくらくらいなのか参考価格も表示しています。

プロバイダールーター参考価格無線LAN
最大速度
無線LAN
通信規格
\ おすすめ! /GMOとくとくBBBUFFALO製
WSR-2533DHP3
8,883円〜
参照: 価格com
※2020年12月2日時点の価格
1,733MbpsIEEE802.11a/b/g/n/ac
NEC製
Aterm WG2600HS
6,460円〜
参照: 価格com
※2020年12月2日時点の価格
ELECOM製
WRC-2533GST2
8,197円〜
参照: 価格com
※2020年12月2日時点の価格
OCNドコモ光ルーター01 7,040円
参照: ドコモオンラインショップ
※2020年12月2日時点の価格
867MbpsIEEE802.11a/b/g/n/ac
ぷららドコモ光ルーター01 7,040円
参照: ドコモオンラインショップ
※2020年12月2日時点の価格
867MbpsIEEE802.11a/b/g/n/ac
BIGLOBENEC製
Aterm WG1200HS3
6,578円〜
参照: 価格com
※2020年12月2日時点の価格
867MbpsIEEE802.11a/b/g/n/ac
@niftyELECOM製
WRC-1167GS2H-B
5,839円〜
参照: 価格com
※2020年12月2日時点の価格
867MbpsIEEE802.11a/b/g/n/ac
BUFFALO製
WSR-1166DHPL
5,478円〜
参照: 価格com
※2020年12月2日時点の価格
867MbpsIEEE802.11a/b/g/n/ac
DTIELECOM製
WRC-1167GS2H-B
5,839円〜
参照: 価格com
※2020年12月2日時点の価格
867MbpsIEEE802.11a/b/g/n/ac
hi-hoELECOM製
WRC-1167GS2H-B
5,839円〜
参照: 価格com
※2020年12月2日時点の価格
867MbpsIEEE802.11a/b/g/n/ac
IC-NETIODATA製
WN-AX1167GR
4,980円
参照: Amazon
※2020年12月2日時点の価格
867MbpsIEEE802.11a/b/g/n/ac
NEC製
PA-WG1200HP3
7,000円〜
参照: Amazon
※2020年12月2日時点の価格
NEC製
PA-WG1200HS3
6,578円
参照: 価格com
※2020年12月2日時点の価格
スクロールできます

※表示料金は全て税込となります。

ただし、レンタル可能なWi-Fiルーターは各社で性能差が大きく、最新の機種が提供されるとは限りません。

筆者が契約している「GMOとくとくBB」は、およそ1年ごとに最新機種へと入れ替わり、申し込んだ時点での最新の高性能な機器がレンタル可能です。

通信速度が高速なので満足しています。

※一度レンタルした機種は、最新機種へとグレードアップすることは不可能なようです。
GMOとくとくBBでは3年間同じルーターを使い続けると、返却の必要がなくなりプレゼントされます。
GMOとくとくBBでは、多数のユーザーの平均速度をエリア別に公開しています。
以下は筆者がドコモ光を実際に使い、スピードテスト結果を紹介している記事です。

他社光回線へのサービス引継不可

【プロバイダーとしてのメリットなし】他社光回線へのサービス引継不可

何より不自由なのが、ドコモnetがドコモ光でしか利用できないプロバイダーであるということです。

これが意味するのは、ドコモ光を解約して他社の光回線に乗り換える場合、ドコモnetで利用していたすべてのサービスが引き継ぎできないということです。

ドコモnetはドコモというブランドに守られているプロバイダーのように見えて、実際にはドコモ光以外とは契約させないような縛りがかかっているとも言えるのです。

様々なオプションサービスが利用できなくなりますが、特に痛手なのはメール機能です。

ドコモnetのメリットの項目で、10GBのメールサービスを利用でき、「docomo.jp」のメールアドレスが使えることを挙げましたが、このメールアドレスをメインに使っていると、大変な目にあうかもしれません。

なぜなら、ドコモnetを解約してしまうと、これまで使用してきたドコモのメールアドレスが使えなくなってしまうからです。

もし、ドコモのメールサービスをメインで使用していた場合、ドコモnetを解約したくてもできず、泣く泣く使い続けることになるでしょう。

プロバイダーが発行したメールアドレスを残すには、同じプロバイダーを使い通ける必要があります。

これを防ぐためには、最初からGmailやYahoo!メールなどフリーのメールアドレスを使う方が無難です。

筆者も長年プロバイダーが発行したメールアドレスを使用していたのですが、プロバイダーを解約したことをきっかけに、Gmailへと乗り換えました。

ドコモnetは訪問サポートが有料

他にも、訪問サポートが有料というのも、インターネット接続に不安がある人には不親切となります。

他のドコモ光のプロバイダーは、多くが初回のみ無料で訪問サポートサービスを行っており、インターネット接続やWi-Fi設定、その他オプションサービスの設定などを代行してくれる場合があります。

以下はGMOとくとくBBの訪問サポートの例となります。初回のみ無料となっています。

ドコモnetでも、ネットトータルサポートを利用すれば電話による遠隔サポートサービスで接続や設定を代行してくれますが、ネットトータルサポートに加入するには月額550円(税込)が別途かかります。

ドコモnetの訪問サポートの料金(目安)は、以下の表のとおりです。

訪問サポート修理データ復旧買取訪問
基本料金6,600円(税込)

機器回収料金実費

その他個別メニュー料金修理費・部品費作業費
備考月2回まで基本料金は無料

月2回まで機器回収料金は無料

これらの料金は、ネットトータルサポートの月額料金とは別途必要になるので、注意しましょう。

ドコモ光でおすすめできるプロバイダーは!?

ドコモ光でおすすめできるプロバイダーは!?

ドコモnetのデメリットを確認すると、ドコモ光のプロバイダーに選ぶ必要がないことがわかるでしょう。

ドコモ光のプロバイダーは、タイプAがタイプBよりも月額料金が220円(税込)安いため、長期間ドコモ光を使用することを考えると、タイプAから選んだ方がお得となります。

タイプAタイプB
プロバイダー数18社6社
月額料金戸建てプラン: 5,720円
マンションプラン: 4,400円
戸建てプラン: 5,940円
マンションプラン: 4,620円

※表示価格は全て税込となります。

タイプAのプロバイダーの中から、キャッシュバック特典を実施し、高性能なWi-Fiルーターを無料レンタルできるなど、ドコモ光で特に魅力的なプロバイダーを紹介します。

GMOとくとくBB

一番おすすめしたいプロバイダーは、GMOとくとくBBです。

キャッシュバック特典は、ネットのみの申し込みで5,500円、テレビオプションも同時加入する場合には、最大20,000円となります。

なお、2021年4月現在、GMOとくとくBBの公式Webサイトより平日14時~17時の間に連絡希望日時を指定すると、キャッシュバック金額が500円アップします。

キャッシュバック受け取りまでの期間は5カ月となります。

GMOとくとくBBでは、最新の高速通信規格である「v6プラス」に対応した高スペックのWi-Fiルーターを、3種類から選ぶことができます。

メーカー型式WSR-2533DHP3Aterm WG2600HSWRC-2533GST2
外観BUFFALO製 WSR-2533DHP3NEC製 Aterm WG2600HSELECOM製 WRC-2533GST2
メーカーBUFFALONECELECOM
価格8,883円〜
参照: 価格com
※2020年12月2日時点の価格
6,460円〜
参照: 価格com
※2020年12月2日時点の価格
8,197円〜
参照: 価格com
※2020年12月2日時点の価格
v6プラス対応
5GHz最大速度1,733Mbps
2.4GHz最大速度800Mbps
通信周波数5GHz / 2.4GHz
無線LAN規格IEEE802.11 a/b/g/n/ac
最大接続台数64台18台24台
有線インターフェイスLANポート×4
最大消費電力13.7W13.5W13.2W
スクロールできます

※表示価格は全て税込となります。

通信速度に非常にこだわりを持ったプロバイダーで、筆者も実際に2年間使用しています。

有線LANで下り300Mbps台、Wi-Fiでも下り200Mbps台が日常的に出ています。

有線LAN接続の計測結果
Wi-Fiの計測結果

ぷらら(ドコモ光 for plala)

NTTぷららが運営する「ドコモ光 for plala」でも、キャッシュバックといった特典が実施されています。

ぷららは過去2019年7月に、So-netがドコモ光のプロバイダーサービス「So-net forドコモ光」から撤退した際に、事業譲渡を受けた経緯があります。

当時、So-net for ドコモ光ユーザーがぷらら以外のプロバイダーに移行する場合に、数千円~数万円の違約金が必要だったため、複雑な手続きや違約金のないぷららに多くのユーザーが流れました。

そういったことからも、ぷららをプロバイダーに選んでいるドコモ光ユーザーは多く、安定した人気をほこっているプロバイダーと言えるでしょう。

新規申し込みの際、テレビサービスなどの別途オプションなしで、15,000円を受け取れる点が特徴です。

また、高速通信規格IPv6(IPoE方式)に対応したWi-Fiルーターを、無料レンタルできます。

GMOとくとくBBには、レンタルできる機器の面で一歩劣りますが、ドコモ光 for plalaでも十分に快適なインターネット接続が可能です。

@nifty(@nifty with ドコモ光)

老舗のプロバイダー「@niftyアットニフティー」もドコモ光のプロバイダー事業を展開しています。

最大20,000円分のキャッシュバックを受け取ることが可能です。

20,000円分のキャッシュバック特典が適用されるのは、ドコモ光と同時にスカパー!もしくはひかりTV for docomoに同時申し込みをした場合です。

テレビサービスオプションを付けなくても、18,000円のキャッシュバックを受け取ることができます。

ただし、キャッシュバックを受け取るまでは1年と、非常に長い時間がかかってしまうのがデメリットです。

1年後になると、キャッシュバック特典があったことを忘れてしまう可能性があり注意が必要です。

@niftyもGMOとくとくBBと同様に、v6プラスに対応したWi-Fiルーターを無料レンタル可能です。

ただし、ルーターの種類を指定することはできません。

DTI(DTI with ドコモ光)

DTIディーティーアイ」(ドリーム・トレイン・インターネット)をプロバイダーに選び、ドコモ光の2年契約プランに申し込むと、新規もしくは乗り換えの場合はdポイントを10,000ポイント、転用の場合は5,000ポイントが付与されます。

dポイントは1ポイント1円で使用できますが、期間・用途限定のため注意しましょう。

期間・用途限定とは?

あらかじめ使用できる期限や用途が限定されているタイプのポイントです。

使用期限は6カ月、スマホの利用料金やデータ量の追加などには使用できません。

DTIでも、IPv6(IPoE方式)対応のWi-Fiルーターが無料レンタルできます。

キャッシュバックではなく期間・用途限定のdポイントの付与であること、ポイント受け取りが早くとも8カ月後であることなどを考えると、上記3社と比べるとやや見劣りがします。

まとめ

ドコモ光を契約するのなら、プロバイダーにドコモnetを選択するのは得策ではありません。

キャッシュバックが少なく、Wi-Fiルーターを無料でレンタルすることができないからです。

プロバイダー比較表

キャッシュバック最短受け取り期間無料Wi-Fiルーター通信規格
ドコモnet一切なし
GMOとくとくBB5,500円〜
20,000円
5カ月あり
※3種類、選択可能
v6プラス
ぷらら15,000円5カ月ありIPv6
@nifty18,000円~
20,000円
12カ月あり
※2種類、選択不可
v6プラス
DTIdポイント
最大10,000ポイント
8カ月ありIPv6

こうしてみると、総合力でGMOとくとくBBが一番優れたプロバイダーだと言えそうです。

プロバイダー選びは慎重に進めましょう!

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