ドコモ光を使っている人や契約を考えている人にとって、万が一満足できなかった時に解約がスムーズにできるかどうか重要ではないでしょうか。
気を付けるべきポイントを押さえておけば、解約は難しくありません。
逆にポイントを外してしまうと損してしまう可能性も!?
今回の記事では、ドコモ光で解約をお得にする方法や、気を付けたい注意点を解説します。
【かんたん】ドコモ光の解約方法
ドコモ光の解約手続きは、大きく分けて3つのステップがあります。
- ステップ1解約手続きドコモ光と契約内容によって、プロバイダーの解約手続きが必要になります。
- ステップ2モデムやルーターの返却モデムやルーターなど、レンタルしている機器を返却します。
- ステップ3撤去工事撤去が必要な場合、工事を依頼します。
どれも簡単ですが、それぞれのステップを解説します!
【ステップ1】解約手続き
ドコモ光の解約方法は2つの手段があります。
- ドコモインフォメーションセンターに電話して手続き
- 最寄りのドコモショップに行って解約手続き
ドコモインフォメーションセンターは、年中無休で午前9時から午後8時まで対応していますが、夕方以降などは混みあうことも多いようです。
ドコモインフォメーションセンターの電話番号は以下になります。
- ドコモの携帯を使用する場合:151
- それ以外の場合:0120-800-000
つながりにくい時は混雑する時間帯を避けて電話するか、電話予約サービス「コール事前予約」を利用すると良いでしょう。
ドコモショップでの解約手続きは、最初に申し込んだドコモショップでなくても大丈夫です。最寄りのドコモショップで解約手続きができます。
こちらも時間帯によっては混雑することもあり、時間帯予約をすると良いかもしれません。
手続きの際には、手元に下記の情報を用意しておくとスムーズに進みます。
- ネットワーク暗証番号
- 契約ID
- ペア契約しているドコモの携帯電話番号
【ステップ2】モデムやルーターの返却
レンタルルーターなどの返却が遅れると、機器の代金を請求されることになります。
使っていない機器の料金を払うのは無駄なので、なるべく早く返却しましょう。
「ONU」もしくは「ホームゲートウェイ」はNTTからの貸与品です。
NTTのロゴが入っている四角い機器となります。
解約後にNTTから返却用キットが送られてくるので、必要事項を記入して機器とACアダプタなどの付属品をNTTに返送しましょう。
続いて、プロバイダーからWi-Fiをレンタルしていた場合は、自分で梱包してプロバイダーに郵送しましょう。
プロバイダーによって返送方法は異なりますので、必ず解約時に返送方法を確認しましょう。
【ステップ3】撤去工事
宅内に設置された機材などの取り外し工事が必要な場合は、ドコモ光サービスセンターから電話がかかってくることがあります。
下記の電話番号はドコモ光サービスセンターの番号なので、解約手続きをした後、しばらくの間は気を付けていると良いかもしれません。
- 15715
- 0120-766-156
解約時の注意点
解約時の注意点を、先に箇条書きでまとめてみました。
- 月初に解約しても日割り計算はされない
- 契約期間内の解約は、解約金がかかる場合がある
- ドコモスマホとのセット割引・ペア割引が無くなる
- ドコモ光の契約IDは解約と同時に使用不可
※再契約しても同じIDは使えない
- ひかり電話を契約している人は、解約と同時に使用不可
特に1番目の月初の解約で日割り計算がされないこと、2番目の解約金に関しては損をする可能性が高いので気を付けましょう。
解約手続きをする際に、即日解約もできますが、翌月末までのどこかに解約日を設定することも可能です。
引越しなどで解約予定の人は、ぎりぎりの日付で解約するよりは、前もって手続きをして解約日を指定しておくと安心かもしれません。
3番目のドコモスマホとのセット割引・ペア割引は、家族でドコモスマホユーザーの場合は事前相談が必要になってくることでしょう。
場合によってスマホ料金で月額800円以上の割引が無くなるので、その点もご検討ください。
プロバイダーによって解約手続きが異なる
ドコモ光の契約は、光回線とプロバイダーの一体型契約になっています。
ドコモ光を解約しても、プロバイダーも同時に解約されるとは限りません。
【事例①】GMOとくとくBBの場合
ドコモ光のプロバイダーとして人気の「GMOとくとくBB」の場合、ドコモ光を解約するとプロバイダーサービスも終了となります。
ドコモショップ、またはドコモインフォメーションセンターで解約すれば、自動的にプロバイダー契約も解約されます。別途手続きは不要ということになります。
もしもドコモ光のプロバイダーサービス以外に「GMOとくとくBB」を利用していない場合は、自動的に会員解約となり、Webメールも利用できなくなるため注意が必要です。
【事例②】ビッグローブの場合
プロバイダー「ビッグローブ」の場合、ドコモ光を解約するとドコモ光契約解除のお知らせが送付されます。
モバイルサービスなどを契約している場合は継続してビッグローブを使用できます。
しかし、継続使用の対象となる有料サービスを契約していない場合にはビッグローブも自動的に退会となります。
プロバイダーのみ契約している場合、ドコモ光の解約と同時にビッグローブも退会となるので、別途手続きは不要です。
契約解除のタイミングに注意!
ドコモ光では、一番お得になるプランは2年契約です。
2年契約することで月々の使用料金がおさえられますが、2年経たないうちに契約解除をすると解約料がかかります。
- 戸建てタイプ: 13,000円
- マンションなどの集合住宅: 8,000円
ドコモ光の契約は、通常2年契約が満了すると自動更新されます。
2年経った契約満了月、その翌月と翌々月であれば解約料がかかりません。
契約解除をするなら、この3カ月のどこかでするのが一番お得です。
契約内容によってはプロバイダーのみ解約料金がかかる場合もあります。
解約手続きを確認する際に、解約金についても確認しましょう。
分割払い中の工事費は残りを支払う
ドコモ光を契約した際に光回線の工事を行った人は、工事費を支払い終わっているか確認しましょう。
- 戸建てタイプ: 18,000円
- 集合住宅: 15,000円
上記の工事費は契約時に、一括払い か 12回~60回までの分割払いかを選べます。
解約時には残っている工事費を、一括で支払う必要があります。
レンタル中のルーターは返却を忘れずに!
先ほど、ドコモ光の解約方法の「【ステップ2】モデムやルーターの返却」で説明したように、ドコモ光やプロバイダーからレンタルしたONUやルーターは、解約したら返却する必要があります。
レンタルである以上、返却しないと機材の料金を請求されます。
返却手続きを忘れないようにしましょう。
気になる解約のコツ
解約のコツを紹介します!
ドコモ光の解約で損しないためには、更新月の月末に解約日を指定するのがおすすめです。
解約料がかからないだけでなく、使用料金も無駄になりません。
解約月の使用料は日割りにならないので、1日使っても30日使っても同じ金額を支払うことになります。
そこで、一番良いのは更新月の末ということになります。
2年経過せずに解約する必要があった場合は?
2年経っていなくても解約する必要が出てくることはありますよね。
その場合は、乗り換えすることをおすすめします。
ドコモスマホを格安スマホに変えても構わないという場合は、スマホの利用料を安く抑えて、ドコモ以外の光回線に乗り換えることもアリでしょう。
例えば、筆者はiPhoneを格安スマホである「UQモバイル」で契約していて、光回線にドコモ光を選んで使っています。
乗り換え時に解約費用を負担してもらえることも
光回線サービスによっては、乗り換えの際に解約金を負担してくれる場合もあります。
【事例①】ソフトバンク光の乗り換え特典
ソフトバンク光では、他社からの乗り換えで24,000円の工事費が無料になるという特典をおこなっています。
また、解約金と撤去の工事費用を最大10万円まで負担してもらえます。
ソフトバンクの携帯を使っている人であれば、「おうち割 光セット」というセット割引が適用されるプランに加入すれば、携帯もお得に使えるようになります。
【事例②】auひかりの乗り換え特典
auひかりでは、他社からの乗り換えで解約金を最大30,000円まで負担する「auひかり 新スタートサポート」という特典をおこなっています。
ただし、条件があり他社のインターネット回線からauひかりの「ずっとギガ得プラン」、「光電話サービス」、「電話オプションパックEX」に新規申し込みし、auPAYプリペイドカードを申し込む必要があります。
電話オプションパックに関しては、auひかり新スタートサポートの他社解約違約金相当額を受け取り後、解約することができます。
最大30,000円が上限となりますが、他社の解約金が高額になる人は、使わなくても光電話サービスに同時加入するという選択肢も考えられますね。
違約金を高額キャッシュバック特典で負担
上記で紹介したような解約金負担がなくても、契約時にキャッシュバック特典を実施している事業者があります。
キャッシュバックとは、入会時に現金を銀行口座に振り込んでくれるサービスとなります。
キャッシュバック分を他社の解約金に充てれば、実質無料で乗り換えできるのでお得です。
例えば、通信速度が速いと定評のあるNURO光ではネットのみの申し込みで45,000円のキャッシュバックがあります。
ドコモユーザーにおすすめな「ドコモ光」では、プロバイダーによってキャッシュバック特典が実施されています。
プロバイダー「GMOとくとくBB」では2021年1月現在、ネットのみの申し込みでも5,500円キャッシュバックされる特典が実施されています。
光回線の加入は、まずはキャッシュバック特典がないかチェックするようにしましょう!
筆者は6回ほど光回線に新規加入していますが、毎回しっかりと特典を受け取っています。
まとめ
ドコモ光の解約方法とお得な解約する方法についてまとめてみました。
解約自体はとても簡単ですが、場合によっては工事費用の残りや解約金を支払う必要があることに注意しましょう。
乗り換え特典を活用すれば、ドコモ光をお得に解約することができますよ!